IFRSの長所コラム:統一されたリース会計

2018.06.09 Saturday

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     IFRS第16号では、リース資産を支配している場合にはファイナンス・リースであろうがオペレーティング・リースであろうが資産と負債を借り手にオンバランスさせます。日本基準ではファイナンス・リースでしかオンバランスしません。しかしIFRS第16号はリースの定義に支配という概念を含めることで他の賃貸とリースとは区別されるものであると明示しています。借り手側が支配できているというリース共通の特徴がある以上、オペレーティング・リースであろうが、経済実態の反映上はオフバランスでよい理由がありません。将来の経済的便益を確保しているがゆえに資産が存在していると言えるのですから、オンバランスに統一する必要があるのです。

     

     ところでIFRS第16号における支配概念とリースとの関係に言及している文献を見ることがありますが、どう関係しているのか明示されていないことがあります。もしかしたらそれら文献の著者はIFRS第16号の英語原文をチェックしていないのかもしれません。

     

     

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    2018.12.09 Sunday

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