簿記技能の企業による扱い

2019.01.11 Friday

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     経済産業省の調査によれば、日本企業の経営者側が新卒採用者に最も求めていない能力は簿記技能です。一方で日商簿記検定に合格していると、資格を重視しない日本企業の割には採用され易くなります。この矛盾を水谷ゼミ生が僕に指摘してくれました。僕自身は矛盾に気付いていませんでした。

     

     そこでこのような解釈を導きました。経営者側は簿記技能を持った人材を雇いたくないが、株主が簿記技能を持った人材を求めているのでやむを得ず経営者側は簿記技能を持った人材を雇う、というものです。株主の影響力が強いアメリカで技能を持った人材が重んじられることとも合致します。もし持合株の解消や機関投資家の活躍で株主が影響力を強めれば、日本企業でも今よりは簿記技能を持った人材が重んじられるようになるでしょう。若者が実力を発揮できる社会にするためには、株主が尊重される社会にする必要があるのです。

     

     

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    2019.03.22 Friday

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