資格試験の受験環境

2019.10.10 Thursday

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     学生の皆様にとって日商簿記やTOEICなどの資格試験の受験は身近でしょう。簿記力や英語力などの技能は実力です。しかし他の受験者などからの騒音があるかないかなどというのは運です。日本には運も実力の内という悪しきことわざがあります。このことわざからすれば騒音などの運の要素を放置するべしとなってしまいます。西洋の倫理学において因習主義は批判されています。ことわざがあることを以って運を尊ぶのは因習主義である点で悪いのですが、もう少し踏み込んで考察してみます。

     

     僕はあまりロールズに賛同はしていませんが、それでも倫理学において影響力のあるロールズは運による影響に批判的でした。だからこそロールズは平等を重んじたのです。技能を測定するための資格試験は、運を測定するための試験ではありません。測定を目指していないものによって成績が左右されてしまうのは、成績の基準が不平等ということになります。少なくとも大抵の場合には基準の不平等は悪いものであるからダブル・スタンダードは大抵の場合は悪いのです。結果の平等に反対の僕も基準の平等には賛成です。そして運を尊ぶと基準が不平等なので不公正にあたる、と僕は思います。

     

     皆様はどういう理由でどう思いますか?

     

     

    JUGEMテーマ:学問・学校

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    2019.10.17 Thursday

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