ナッジを考えてみたい

2020.04.20 Monday

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     最も新しく和訳された『ヒルガードの心理学』は、僕は最新の版の原文の和訳ではないと誤解していましたがどうやら最新の版の和訳だったようです。時間と購入のための資金の用意とができ次第読みたいと思います。僕は教育心理学以外は心理学にはまだ詳しくないので、新しい知識を多く獲得することになるでしょう。なお、原文のみでなく和訳も必要な理由は、日本での心理学の用語を把握するためです。日本語でペーパーを執筆する際には日本語での用語の知識が有用です。

     

     本格的な心理学の学習がややハードかもしれないのに読んでみたいのには理由があります。僕は、民間非営利組織会計を理性にかなうものへと誘導するために、行動経済学で言うナッジを考えてみたいのです。例えば、効果的利他主義が認識している感情による失敗の防止や非営利税制への寄付者や世論の反応の適正化、といったもののためです。こうした研究にはきっと公益性があります。『ヒルガードの心理学』のみでなく行動経済学の文献も読む必要が生じるのは見当がついています。

     

     学習のハードさよりも深刻そうな難点は、心理学の研究では研究倫理への準拠が厳格に要求されうることです。上記の研究についても実験をするならば、そうした厳格な扱いを受けることになるでしょう。ハードであっても研究倫理の審査を受けるというのが選択肢の一つです。あるいは、レビュー・アーティクルにしたり、社会調査のみで済ますのであれば、心理学を活用していても研究倫理の審査は不要かもしれません。

     

     

    JUGEMテーマ:学問・学校

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    2020.07.01 Wednesday

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