水によるバプテスマを受ける

2020.02.03 Monday

0

     昨日の日曜に、バプテスト同盟の教会の一つで、水によるバプテスマを授けていただきました。その教会では、信仰告白を水によるバプテスマの前にさせていただきました。僕は無教会主義の集会からバプテスト同盟の教会に移動したのです。僕は今までは無教会主義の集会にいたので元々は火による洗礼という発想でしたが、もちろん現在では水によるバプテスマの意義を認めています。バプテスト同盟でのバプテスマなので、浸礼でした。バプテスト同盟のある教会の一員になったという面もあります。そしてその教会の一員になれたことを嬉しく思っています。なお、浸礼に際してガウンの下に着る衣料品の調達は苦戦しました。夏と冬に二分するなら現在は冬であるため、スーパーでほしい商品が売られていなかったからです。

    関東財務局のポスター

    2020.01.31 Friday

    0

       不適切な金融商品への警戒を促す財務省関東財務局によるポスターが電車の駅に貼られているのを見ました。なかなかに凝ったデザインのポスターでした。不適切な金融商品は、金融への評判を損ねます。もしかすると、主因ではないにせよ日本で金融のイメージが悪い原因の一つかもしれません。さらには、適切な金融商品にまで及ぶ新たな規制が金融商品取引法に導入される原因となることもあるでしょう。そのため、不適切な金融商品はなくなってほしいものです。

       

       不思議なのは、今回見かけたポスターが高齢者を保護対象としていることです。実際に高齢者は不適切な金融商品の主なターゲットかもしれませんが、なぜ高齢者が特に狙われるのかは僕は今一分かりません。日本では高齢者は一般には若者よりお金を持っているので、それは一因ではあるでしょうが原因のすべてではないでしょう。ここで大学に関わってくるのは、経営学部や経済学部で学んだ学生の皆様は将来高齢者になっても、怪しい金融商品にひっかからないようにしましょう、ということです。金融工学からして、適切だけれども複雑だったり珍しかったりする金融商品はもちろんあり得ます。さらには日本でも企業の実務において実例があります。大学での授業が怪しい金融商品を見破るのに役立てればよいですね。

       

       

      JUGEMテーマ:学問・学校

      モノポリーで資産の交換

      2020.01.24 Friday

      0

         西南学院の工藤先生が開発した教育手法を参考にモノポリーを使った会計教育を水谷ゼミでは昨日もまた実行しました。今回は、授業時間中にモノポリーのゲーム上の資産の交換交渉を行い、交換を実施したゼミ生がいました。そのようなゼミ生は初めて見ました。交渉を始めたゼミ生はモノポリーのルールをあらかじめ知っていたのでしょう。現実の企業での実務においても交渉の機会はしばしばあることでしょう。

         

         モノポリーは不動産業を経営するゲームなので、基本、土地は固定資産ではなく流動資産たる棚卸資産として仕訳されると僕は踏んでいます。複式簿記においては、棚卸資産の交換において取得原価をどう決めるかは見どころです。ただし今回モノポリーで学習したのは2年生なので、複式簿記で記帳したゼミ生たちは2名しかおらず、交換の当事者たちは単式で記帳していました。しかし単式を使った今年度のゼミ生たちは全員が、それなりに詳細に記帳をしていました。既に複式簿記を使えているゼミ生たちはよく記帳したものです。

         

         モノポリーとフォーセールは会計教育に向いていると感じますが、どちらも不動産業関係のゲームです。他にも会計教育によさそうなボードゲームはありますかね?

         

         

        JUGEMテーマ:学問・学校

        教育用事例:カプセル内視鏡

        2020.01.23 Thursday

        0

           昨日、僕は内臓が痛く午後の校務を欠席させていただきました。内臓の痛みは、今日は少し引いているようですが、数日続いています。しかし、僕は通常の内視鏡で検査となるのが怖くて内科に行けません。通常の内視鏡での検査は苦しいからです。

           

           それにちなんで、カプセル内視鏡の話です。ビジネス・プランの立て方として、財・サービスのアイディアから入っていくという手法もあります。イスラエルの企業であるギブン・イメージングはカプセル内視鏡を開発した企業です。イスラエルは医療技術で有名で、日本でもカプセル内視鏡の存在はある程度知られているでしょうし、企業としては製薬会社のテバがある程度知られていることでしょう。ギブン・イメージングは現在上場していないようなので、企業の知名度は日本では低そうです。

           

           マーケティングの観点からしてカプセル内視鏡が卓越しているのは、テクノロジーで以って顧客のニーズに応えていることです。検査における苦痛を避けたいというニーズです。ニーズがあれば、十分な顧客の数を期待できます。一方で、テクノロジーとしては高度なものを使っていてもニーズがなければ十分な顧客の数を期待できません。十分な顧客の数は、十分な売上高という収益を生み出すために必要です。テクノロジーを中心に学んでいる人々の中でもMOTの取得を目指している方々には、ニーズの有無という発想は重要そうですね。

           

           僕は自分が検査される側として、早く日本でも幅広い範囲でのカプセル内視鏡の保険を適用した活用のために政府からの認可が下りてほしいものです。また流通論の観点からすれば、ギブン・イメージングのカプセル内視鏡が日本の排他的流通慣行に妨害されずに患者に届いてほしいものです。

           

           

          JUGEMテーマ:学問・学校

          教育用事例:フーショウユエンの経営分析

          2020.01.22 Wednesday

          0

             上海にフーショウユエン、日本の漢字では福寿園国際と書く、霊園関係の企業があります。フーショウユエンは香港で上場しています。そして、企業価値を反映しているはずの株価が近年は好調です。日本にもお茶の福寿園という企業がありますが、別の企業です。僕はお茶を飲むのが好きですが、今回はお茶の話ではありません。

             

             日本で書かれる経営分析の書籍には業界分析の必要性については書かれていないことが多い気がしますが、故パレプ先生たちは業界分析の必要性を唱えていました。業界分析はSWOT分析のOとTと関係することでしょう。霊園関係の企業には、中国本土における高齢化という機会があるのです。高齢化は個別の企業が作り出すのは困難なので、外部環境と言えます。若者向けの衣料品店などにとっては高齢化は反対に脅威でしょう。業界によって何が機会で何が脅威かは異なるのです。そして高齢化という機会があるので顧客の増加が見込まれ高い効率を期待できます。

             

             次に財務諸表から得られる情報としては、霊園事業においては時期によっては粗利益率が80%を超えているのです。多分、日本の企業の平均は20%程度ですから、巨大な利幅です。フーショウユエンの葬儀事業から類推すれば、顧客に対する細かく差異を設けた財・サービスの提供をしているのでしょう。オーダーメイドですらあるかもしれません。細かな差異を設ければ、付加価値は高くなることでしょう。そしてこの付加価値の高さが多いな利幅をもたらしていると想像できます。

             

             効率と利幅の組み合わせによって企業のROIは決まります。現実問題としてはマリノスがそうであったように効率か利幅かのどちらかに集中する企業が多い中で、フーショウユエンは両方良好ですから優良企業と言えます。僕が現在フーショウユエンの株を保有しているかは伏せておきますし、僕は会計学の知識ある方々には金融活動そのもののお勧めはしても特定の銘柄を勧める気はありません。また、フーショウユエンのように優良な企業の場合もその株を買うべきかはPERなども見て判断するのが賢明な投資家です。しかし会計学が分かればこのような経営分析ができるのですから、学術的に面白いですよね。水谷ゼミでは経営分析を卒論のテーマにすることもできます。

             

             そして、日本においても高齢化が起こっています。フーショウユエンは日本で講演会をしたこともあるようです。規制の日中での違いがどう影響するかという問題はありますが、特に80%越えの粗利益率を日本で出して政府機関から規制がかからないのかという疑問はありますが、日本の霊園関係の企業も優良企業となる余地があるかもしれません。日本で優良企業となった霊園関係の企業が十分な配当をしてくれるのならば、投資家にとってそうした企業は注目に値するでしょう。

             

             ところで霊園や葬儀に関する話を書きましたが、僕は現在内臓が痛いです。その痛みはしばらく続いています。僕がこのまま病死して葬儀されて霊園送りとなる、という事態になったら優良企業への日本企業の成長の余地も語ったこの記事は予知のようですね。

             

             

            JUGEMテーマ:学問・学校

            インクルーシブ教育は教育ではない

            2020.01.21 Tuesday

            0

               日本社会はほぼ翼賛的にインクルーシブ教育推進となっています。障害者権利条約について、特別支援学校がgeneral education systemに含まれるという、正確な解釈についての外務省からの回答を文科省が公表していることが国民の大部分に知られているかも怪しいです。また、この条約は国連の条約です。近年の国連が十分には人道的ではないことを日本の国民の大部分が理解しているかも怪しいです。だからこそアメリカが抗議の声を国連に挙げてくれているのです。

               

               実態において、日本で実施するのであればインクルーシブ教育は教育とは言えません。功利主義を使えば容易に分かります。功利主義はつまらない快楽のために深刻な苦痛をもたらすことに反対します。もちろん功利主義とは学説上のライバル関係と見られがちな自然法思想からしても、差別が平等権に違反するのと同様に、障害者本人や障害者の保護者への差別的な優遇は平等権に違反します。

               

               まず障害者本人を特別支援学校に通うのではなく他の学校に行かせるなら、合理的配慮をその学校の教師がしようとも対応には限界があり、障害者本人の教育を受ける権利が侵害されます。障害者の保護者のおそらく大部分は、インクルーシブ教育を良しとする日本社会の一員である以上は特別支援学校ではない学校に通うことを良しと思っているのでしょうから、特別支援学校ではない他の学校に障害者が通うことで見栄を張れるのでしょう。さしあたり高等教育以外の学校教育も機能すると仮定してみれば、教育を受ける権利の侵害は深刻な苦痛であり、見栄はつまらない快楽です。この障害者本人に関しての話は、インクルーシブ教育が教育でないことを理解する上で分かりやすいでしょう。

               

               次に、全ての障害者ではありませんが障害者の中には現実には障害から犯罪をする障害者がいることは、ジャーナリズムのあるアメリカのマス・メディアでは報じられています。僕自身も日本で障害者犯罪に遭ったことがあります。凶暴な障害者が犯罪防止の用意が不十分な特別支援学校ではない学校にやってこれば、他の児童に犯罪をするでしょう。犯罪において、凶暴な障害者は嗜虐の快楽を得るでしょうが、嗜虐の快楽はつまらない快楽でしょう。一方で、被害者となる児童は深刻な苦痛を受けます。被害者となる児童は教育を受けるどころではなくなりますので、やはりインクルーシブ教育は教育ではありません。

               

               なお、日本は法治国家ではないので良い法令は破られ、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第26条の3のような凶暴な障害者対策となる条文は十分には機能していないでしょう。一方でインクルーシブ教育を法令で強要するなら悪法なので、日本でも守られてしまうことでしょう。そして日本語マスコミにはジャーナリズムがないので、上にあげたインクルーシブ教育が教育でない二点の論拠が強固であることを示す事例が生じても、十分には報道しないことでしょう。法治国家どころか法の支配に到達しているかもしれずかつマス・メディアにはジャーナリズムのある国であるアメリカとは異なります。

               

               ベンサムは政治家が功利主義に応じて動く社会を理想としていたようです。日本の大部分の政治家は功利主義を含めて倫理学を尊重しないので、インクルーシブ教育に反対する政治家が十分にいないのでしょう。そして僕はもちろんインクルーシブ教育の強要があろうがなかろうが、それによって程度差は出ますが、そもそも高等教育以外の教育についてはホーム・エデュケーション (ホーム・スクール) 推進を望んでいます。

               

               

              JUGEMテーマ:学問・学校

              宗教法人の資金調達

              2020.01.18 Saturday

              0

                 民間非営利組織の一つである宗教法人の信金調達の仕組みは、租税論のネタとしては面白そうです。その資金調達の仕組みは、経済実態として寄付なのか否かということです。強制力の有無がメルクマールとなりそうなのは分かりますが、その強制力とは単に何かしらの金額を支払わせるのみでなく金額がいくらかというところまで強制しないといけないのでしょうかね。

                 

                 世界三大宗教について僕にとってすぐに浮かんでくる具体的なネタは以下のものがあります:

                • 中世ヨーロッパのキリスト教会への十分の一税。高校までの世界史でおなじみですね。
                • 中世イスラーム圏でのザカート。高校までの世界史でおなじみですね。
                • 現代日本の仏教の葬儀に際しての布施。多くの日本の家計にはおなじみですね。

                 

                 上の二つは、中世は政教分離でないから宗教法人という発想があてはまるのか、という論点もあります。それでも、考察のネタとして十分面白いでしょう。現代の日本の仏教は建前上は政教分離を日本の政府機関は採っていますので、シンプルです。

                 

                 ネタとして面白そうな割に、現代日本でこれらについての研究をあまり見かけない気がします。僕自身は租税論には強いか怪しいですが、他の会計学者や租税論の先生が論文や研究ノートを書いてくれるのが楽しみです。

                 

                 

                JUGEMテーマ:学問・学校

                教育用事例:マカオの現金配布

                2020.01.17 Friday

                0

                   中国の特別行政区であるマカオが、2019年度に住民に現金を配布しました。カジノ税による歳入をもとにしたものです。営利と非営利とを分けるメルクマールは、配当の有無です。故アンソニー先生のご発想からして、地方自治体の所有者は建前上は住民です。特別行政区は地方自治体の一つです。所有者であることによって現金配布を受けるのであれば、配当に該当しそうです。するとマカオは営利の組織として分類することができそうです。国営企業などを除けば非営利に分類される政府機関の中で、マカオは例外なようです。

                   

                   現金配布をしてもベーシック・インカムであれば、プロセスの関係上は分配には該当しない可能性があります。また日本にもある生活保護であれば貧困によるものなので所有による分配とは違うでしょう。分配に当たるか否かが難しいのは配給ですね。皆様は配給をする政府機関を営利と捉えますか、非営利と捉えますか?理由は何ですか?

                   

                   

                  JUGEMテーマ:学問・学校

                  ベーシック・インカムと所得再分配

                  2020.01.15 Wednesday

                  0

                     近年ではベーシック・インカムという発想は日本でも知名度があるでしょう。ベーシック・インカムを新自由主義のフリードマン先生は負の所得税として、租税論に位置付けていました。僕たちニュー・ケインジアンは一定の所得再分配を認める、より正確にはあった方が良いとします。少なくとも大抵の所得再分配であれば、一旦税を徴収した後に、配るというプロセスがあります。負の所得税であればその後に改めて配るというプロセスはないので、ベーシック・インカムは所得再分配には含まれそうにありません。この点ではフリードマン先生はニュー・ケインジアンとは差異があったようです。同時に、負の所得税をある意味徴収するのは政府なので、フリードマン先生は市場原理主義ではなかったことが分かります。なお、僕はニュー・ケインジアンでありながらもベーシック・インカムにはある程度好意的です。

                     

                     

                    JUGEMテーマ:学問・学校

                    学生たちの宗教への関心に応える

                    2020.01.13 Monday

                    0

                       学生たちの中には、キリスト教に限らず宗教の知識に関心を持っている方々がいます。神学や宗教学の教員ではないのになぜか専門ゼミ以外においても、キリスト教についてに限らず僕は学生とそうした話題になることもしばしばあります。多分、僕は優しくはありませんが甘い性格なので会計学以外についても話しやすいのでしょう。学生が関心を持つ理由の一つは、知的好奇心なのかもしれませんし、経営学部や経済学部の場合はビジネス相手の宗教上の発想を知って商売を有利に進めたいという意図もあるかもしれません。

                       

                       礼拝において平信徒にそれ程もキリスト教神学の知識が必要かは怪しいですが、キリスト教神学や宗教学を僕が学んでおくことは、学生への教育上は有効そうです。キリスト教にとってのライバル宗教である仏教やイスラームについての知識もあった方がよいでしょう。僕は、仏教については仏教原理主義者がどのような勢力かはある程度知っているつもりですが穏健派の仏教については特に知識が不足しています。ただし大学での教育時には、各宗教の原理主義に学生たちが流されないようには注意が必要でしょう。

                       

                       なお、イエスは宣教を指示しましたが、僕は不敬虔なのでキリスト教徒を増やすことにはあまり関心がありません。普遍的でない価値観の押し付けは避けたいところですが、徳育上のキリスト教の活用には関心があります。

                       

                       

                      JUGEMテーマ:学問・学校